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膝痛 (担当 大宅)
今回のテーマ『腰痛』

膝痛の原因
そもそもなぜ膝痛が発生するのでしょう。原因として次のものが考えられます。
太り過ぎにより、膝に余分な負担が掛かってしまう。
年と共に膝の関節が老化してしまう。
年や運動不足により、膝を支える大腿四頭筋が弱まってしまう。

また、膝の周りには膝を支える6本の靭帯があります。これらの靭帯は、横方向や前後方向の安定性を保つ働きや、半月板を支えたりしている大事な靭帯です。これらの靭帯のいずれかが弱まっても膝痛が発生します。

膝痛にならないためには、長期的には日常生活に気配りし、運動により関節周りの筋肉を鍛えたり、バランスの取れた食生活を心がけることが重要です。 一旦 膝痛になると、歩くことはもちろん、日常生活にも支障がでてきて大変困ります。また、高齢になってからの膝痛は回復や軽減することも難しくなってきます。

膝痛には、平地を歩いているときでも体重の約3倍、走っているときには約10倍、階段の上がり下がりでは約7倍の荷重がかかります。このように膝関節に は、大きな衝撃が加わるために障害が発生します。原因として、老化のほか肥満、スポーツ障害、偏平足、O脚、外反母趾、重労働、半月板及び靭帯の損傷、骨 折後の変形などがあげられます。

変形性膝関節症
発症率がもっとも高いとされているのが変形性膝関節症です。
一般的に知られている膝の病気には、リウマチ、半月板損傷、変形性膝関節症などがあり、これらは「膝の三大病」と呼ばれています。しかし、実際には、膝に痛みを抱える人のほとんどが変形性膝関節症であると言っても過言ではありません。
変形性膝関節症は、進行すると膝の関節が変形し、激しい膝痛を引き起こす病気です。

原因
なぜ、膝が変形してしまうほどダメージが及ぶのか、その原因は?
そもそも関節は、骨と骨が接する部分をいいますが、実際には、骨同士がじかに接しているわけではありません。軟骨というなめらかな組織が骨の両端を覆い、 それがクッションの役目をすることによって骨同士がぶつからないようになっています。膝を曲げたり伸ばしたりといった動きをスムーズにできるのも、この軟 骨があるおかげなのです。

ところが関節の軟骨は、厚さがわずか3~4mm.と非常に薄く、加齢や酷使、体重過多などによってすり減りやすくなります。軟骨がすり減ると骨同士が接触 しやすくなり、炎症を起こしたり、骨の位置がズレたりします。このような状態になることを「変形性膝関節症」と言い、進行すると激しい膝の痛みや関節の変 形につながります。

次の項目に当てはまると変形性膝関節症の可能性があります
立っているだけで膝が痛い
膝を曲げると痛い
膝を伸ばすと痛い
歩くだけでも痛い
立ち上がると激痛に襲われる

その他、階段の上り下りや正座をする時など、膝は日常生活で動作する時に必ず使う場所ですのでそこが痛むと、日々の生活や仕事に影響がでてとても辛いです。
常に違和感があったり、激痛がくるのではないかと心配したりこんな状況がこの先ずっと続くかと思うと本当に不安だと思います。

ひとくちに膝の痛みといってもいろいろあります。急に痛み出したのなら急性関節炎、徐々に痛み出したのなら慢性関節炎と考えていいでしょう。

膝痛の簡単な自己判断
 毎日の生活の中であなたは次のどれの当てはまりますか
(1) 1時間歩いても膝痛はほとんどない
(2) 連続して1時間歩くのは少しつらいが、途中で休みながら膝痛や疲れは回復する
(3) 休みながらでも一日中デパート歩きをした後は、膝痛が2~3日残ることが多い
(4) 1時間も続けて歩けないし、膝痛も何日も抜けない。いつも膝には膝サポーターなどを巻いている

(1)に当てはまる人は問題ありません。
(2)(3)に当てはまる人は黄色信号です。
(4)に当てはまる人は赤信号です。直ちに病院で診てもらいましょう。


対処法
膝に痛みが生じた場合の対処法は、膝痛の原因や患部の状態によって異なります。
スポーツや外傷などによる急性の痛みの場合は、体を安静にし、炎症がある部分を冷やすようにします。そして、症状がひどい場合は、すぐに病院で治療を受けるようにしましょう。

一方、変形性膝関節症などの慢性の痛みのある場合は、おおむね温めるのがよいとされています。
冬などの寒い時期は、血液の流れが悪くなります。血行が悪いと体に必要な栄養や酸素が行き渡りにくくなり、その危険信号として痛みやかゆみが起こります。
慢性の膝痛や、寒い時期に痛みが強くなる場合は患部を温めるようにして下さい。

また、痛いからといって体を動かさない人がいますが、これは良くありません。
膝を使わないでいると、まわりの筋肉が衰えて、関節にかかる負担がますます増え、痛みが強くなるという悪循環に陥ります。さらに筋肉や靭帯が萎縮して膝の曲げ伸ばしさえ困難になることもあります。
痛みがある程度おさまったら、できるだけ歩くようにしたり、ストレッチなどの軽い運動をするなどをして、膝を少しずつでも動かすようにしてください。

サポーターの活用
膝痛を改善するには、膝サポーターの活用もおすすめです。
膝サポーターは、不安定になりがちな関節を固定して痛みを軽減し、ズレた骨を正しい位置に戻すことが期待できます。さらにサポーターを装着することで膝の曲げ伸ばしや歩行がしやすくなり、膝まわりの筋肉を無理なく鍛えることができます。

ただし、サポーターならどれでもよいというわけではありません。
運動選手が使うような固定力のあるサポーターの場合、肌に密着しすぎてムレやすくなります。
また、柔軟性が劣るものだと、動きが制限され筋力の強化につながりません。
選び方として、両面テープ等で、ご自分の足に合わせてきっちり巻けるもの。ムレないこと。
長時間使用するものですので、通気性の良い素材(メッシュ等)を使用し、特にムレやすい膝の後ろ側がムレないようになっているもの。
サポーター等を使うことで、筋力アップし、痛みの軽減や改善を目指してください。

まずは、出来る範囲で始めてみましょう。