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外反母趾について (担当 井上)
今回のテーマ『外反母趾について』

外反母趾とは??
外反母趾とは親指のつけ根が飛び出し親指が小指の方へ曲がっている状態をいい、身体の中心線から見て、親指が外側に曲がっているために外反母趾と呼ばれています。

原因
外反母趾の一番の原因は「歩く」ことが減り、アーチを支える筋肉が衰えてくることで起こります。
また、ハイヒールのような窮屈な靴の常用や特に女性は関節が柔らかく筋力も弱いため、女性の方が圧倒的に多いといわれています。
 
足には、横アーチと土踏まずを形成している2つの縦アーチがあります。
2つの縦アーチだけが崩れると、土踏まずがなくなり扁平足になります。
また、横アーチだけが崩れると足の甲が、平たく広がり開張足になります。

この開張足が外反母趾になる要因といえます。


種類
外反母趾といっても5つの種類があります。生活環境や歩き方の癖、生まれつきのものや、病的要因で外反母趾の種類にも個人差が出てきます。
(1)靭帯性外反母趾: 横アーチを支えている横中足靭帯が、伸びたり緩んでしまい親指が小指側に曲がる。
(2)仮骨性外反母趾: 親指の骨が異常に出っ張り、曲がったようにみえるもの。
(3)混合性外反母趾: 靭帯性と仮骨性が合併したもの。
(4)ハンマートゥ性
外反母趾:
生まれつき指が縮こまっていたり、上を向きすぎていたりする要素がある人に起こりやすいもの。
(5)病変性外反母趾: 病的要素(リウマチ、へバーデン結節)や事故、ケガが加わり著しい変形や脱臼を伴っているもの。

症状
始 めのうちは親指の外反の状態が、靴を脱いだり、マッサージ等をすることによりに戻る状態で、比較的軽い症状です。だんだんと症状が進行してくると、関節に 炎症などが起こってしまい、靭帯などが固まり、元の状態に戻らなくなってしまいます。さらに、立っているだけでも指が曲がっていくような状態で外反が自然 に進行していくようになります。最終的には、他の指に親指が重なり、親指の関節が脱臼したような状態になります。

予防と改善
外反母趾を招く原因は足指を動かす筋肉の低下です。つまり、足指の筋肉を鍛えれば外反母趾を予防できるのです。特に鍛えたい筋肉は背側骨間筋といい、足指を握ったり、開いたりする働きがある筋肉です。

簡単に足指の筋肉を鍛えられる『タオル寄せ運動』を紹介しましょう。

床にタオルを敷いておき、椅子に座った状態でタオルを足指を使い、たぐり寄せます。これを繰り返すだけで、足の筋肉を強化できます。偏平足などの予防にもつながります。

『歩き方』
足 の指で地面を蹴って歩く、素足による歩き方の感覚を思い出しながら歩くと効果的です。最近では素足で歩く事が大変少なくなっています。休日のドライブで海 岸へ行ったときや、芝生のある公園へ行ったとき等、靴を脱いで積極的に素足になって歩く事をおすすめします。このような歩き方ができる人は、ハイヒールを 常用していても外反母趾になってない人が多いようです。


外反母趾がひどくなってしまうと、歩く時正しく蹴れないで、どうしても足先が外方向へ流れるようなバランスの悪い歩き方をしてしまい、必要以上のねじれが身体に負担がかかり、過労が蓄積し限界を超えたとき原因不明の痛みや不調をおこしてしまうのです。

放っておかないで、早めにタオル寄せ運動や日頃の歩き方を意識して不調のない元気な身体を目指していきましょう!