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頭痛に悩んでいませんか? (担当 舩橋)
今回のテーマ『頭痛に悩んでいませんか?』

○まず、頭痛には大きく分けて、2種類に分けられます。
●一次性頭痛(慢性頭痛)・・・・頭痛自体が病気となる頭痛。
●二次性頭痛(症候性頭痛)・・・くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎などが原因となる頭痛。

【一次性頭痛(慢性頭痛)とは】
「一次性頭痛(慢性頭痛)」は筋肉のコリが原因の(1)「緊張型頭痛」と頭の血管の過度の拡張が原因となる(2)「片頭痛」(3)「群発性頭痛」があります。どれも医師の診断、治療が必要です。

【二次性頭痛(症候性頭痛)とは】
「二 次性頭痛」は命にかかわる可能性がある危険な頭痛です。見分け方は「これまでに経験した事のない痛み」です。突然の強烈な痛み、手足の麻痺、しびれ、けい れん、ろれつがまわらなくなる、高熱、視覚の異常をともなった場合はすぐに神経内科や脳神経外科を受診してください。

【一次性頭痛(慢性頭痛)について】
(1)緊張型頭痛とは・・・
特徴
・後頭部から首筋にかけてジワーッと痛む。
・頭を締め付けられる様な痛み。
・首や肩の痛みをともなう。
・いつのまにか痛みが始まり、長い時間続く。
・一日中パソコン操作をしている人に多い。

原因
頭、首、肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなると疲労物質が筋肉にたまり、神経を刺激して痛みが起こります。
長い時間同じ姿勢や作業していたり、精神的ストレスが原因でも起こりやすくなります。
一度頭痛が起こると痛みによって筋肉のコリや血流の悪さが増幅され、頭痛がひどくなっていつまでも続くという悪循環に陥ることがあります。
また、眼精疲労や歯の噛み合わせ、枕の高さなども原因になります。

治療
ストレスをためやすい生活習慣を正すことが第一ですが、痛みがひどいときには鎮痛剤や筋弛緩薬などで治療します。その他にマッサージなどが、痛みの軽減や予防に効果的です

予防
精神的、肉体的ストレスをためないように趣味や運動、マッサージなどで生き抜きが必要です。
同じ姿勢での作業では姿勢をかえる、休憩をとる、負担になっているところを動かして血流を良くするなどをしてください。

(2)片頭痛とは・・・
特徴
20~50歳の女性に多い。(多くは30歳代までに発症)
頭の片側のこめかみ辺りに痛み、ひどくなると頭全体に痛みが広がる。
脈を打つのと合わせて、ズキンズキン、ガンガンと痛むことがあり、体を動かすだけでも痛みが増すことがある。
吐き気や吐くことがある。
頭痛がおこると4時間から3日間くらい続くことがあり、月に1~3回頭痛が起こることがある。
頭痛が起こる前に、何らかの前ぶれ兆候がある場合がある。
頭痛が起こる30分から1時間ぐらい前から目の前に歯車のようなチカチカした光が見え(閃輝暗点)、視界が欠けることがある。
親子で遺伝する事が多い。

原因
・頭部の血管が拡がって炎症を起こすと、その周りの神経が刺激されて痛みが起こる。
・ストレス(ストレスから開放されたとき片頭痛を起こすことが多い。)
・睡眠時間(睡眠のとりすぎ、睡眠不足、昼寝のとりすぎなど)
・ホルモンバランスの乱れ。
・アルコール(特に赤ワイン)
・食品。(コーヒー、紅茶、チョコレート、熟成チーズ、柑橘類、ナッツ、ソーセージなど)
・環境(騒音、におい、光など)
・天候(寒冷、梅雨、低気圧、冷風)

治療
従 来、使用されてきたエルゴタミン製剤は前兆があるときに服用すると効果がありますが、遅効性ですので、最近は特効薬として、トリプタン製剤がよく用いられ ます。トリプタン製剤は経口薬、注射剤、点鼻薬があり、片頭痛の原因である血管の拡張や炎症を鎮めます。病院で医師が診断をして、薬を処方してもらいま す。

予防
片頭痛の起こる頻度が一週間に一回以上の場合は、予防薬を前もって、病院で医師に診断してもらい、薬を処方してもらうとよいでしょう。
できるだけ、規則正しい生活を心がけ、アルコールもほどほどに。過度の寝過ぎや睡眠不足、ストレスに注意が必要です。ストレスや生活習慣の改善に適度な運動やマッサージなどをすることも効果的です。

(3)群発性頭痛とは・・・
特徴
男性に多い。
痛くなるのはいつも決まった片側。
痛みはかなり強烈で眼の奥をえぐられるようだったり、痛くて、じっとしていられない。
痛みの持続は15分~3時間ぐらいでその時間が経過すれば消失する。
ひとたび起こると1~2ヶ月の間は連日痛みが起こる。
痛みは深夜2時頃など、決まった時間に現れやすい。
頭痛がある間は痛みがある側の目が充血したり、涙が出たり、鼻水が出たり、額に汗をかくなどの症状を伴う。

原因
まだ、はっきりわかっていません。ただ、発作中は目の後ろにある内頚動脈が腫れ、その血管により周りにある神経が刺激されて激痛が起こるといわれています。

治療
群発期に予防薬を飲むと頭痛が起こりにくくなります。
予防薬として使われている薬はいずれも医師に診断してもらい病院で処方してもらいます。
 治療薬として、トリプタン製剤や酸素吸入が有効です。

予防
できるだけ、規則正しい生活を心がけ、過度の寝過ぎや睡眠不足、ストレスに注意が必要です。
ストレスや生活習慣の改善に適度な運動やマッサージなどをすることも効果的です。

■まとめ
日本人の3割が頭痛もちといわれています。頭痛に悩まされているという話はよく聞きます。
頭痛は症状によって対処が違いますので、まず、医師の診断が必要です。
頭痛の種類と特徴を理解し、適切な治療や予防をすることで頭痛を軽減、回避することができます。